
ステンレス
配管業界は主にSUS304(SCS13A)とSUS316(SCS14A)、SUS316L(SCS16A)の三つがある。
SUS316Lが一番グレードが高く、次いで、SUS316、SUS304と続く。食品業界においてはSUS304が多く使われる。
SUS316・SUS316Lは耐食性を要求される箇所で使用され、主に薬品・化学などが多いが、食品業界においても
腐食させたくないラインに使われるケースもある。
塩ビ
パイプは主にVP、VU、HI、HT、継手は主にTS、DV、VU、HI、HTがある。
組み合わせは下記の表通りです。
塩ビ管と継手組み合わせ表
| パイプ | |||||
| 継手 | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| TS | DV | VU | HI | HT | |
| VP | ◯ | ◯ | ✕ | ✕ | ✕ |
| VU | ✕ | ✕ | ◯ | ✕ | ✕ |
| HI | ✕ | ✕ | ✕ | ◯ | ✕ |
| HT | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | ◯ |
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VP(グレー)VP管は圧力用の建築給水用・農水用などに使われる。VUと比べて厚肉でたわみにくい。
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VU(グレー)VU管は無圧での排水系統や埋設での下水、土木、排水などに使われる。VPと比べ薄肉であり、圧力には弱い。
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HI(紺色)VP管の耐衝撃性を向上した塩ビ管。可とう性を持っており、寒冷時や施工中の衝撃、地震による破損事故防ぐ。
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HT(エンジ色)VP管を耐熱性を向上した塩ビ管で、給湯配管、温泉配管などに使われる。また、保温性にも優れている。
VPとVUを組み合わせて使用する方もいるが、これは間違いであり、その理由はVP・VUパイプ、それに使う継手はいずれも厚みが異なり、
配管内部で段差が生まれてしまう。したがって流れの妨げが発生し、スムーズに流れない。
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